柿渋染めコンビネーションのパスケース。奈良手染めの革製品、お客様のカスタムオーダー紹介。

柿渋染めパスケース。手染め革とのコンビ。メイドインジャパン

定番パスケースの形で、
柿渋染めコンビネーションモデルをお作りしています。

柿渋とは渋柿をすり潰し発酵させたもので、
防水、防腐、防虫の効果があることから
日本では昔から様々なものに利用されてきました。

柿渋染めといえば「刷毛染め」がやはり代表格です。
木目のような刷毛模様を表現するために、
革に柿渋を刷毛で塗っては天日干しという工程を繰り返しています。

そして、柿渋染めの革の面白さは、
経年変化にあります。

お日様の光が当たることで、
どんどん深く味わい深い色合いになって
木目のような刷毛跡が濃くなっていきますよ。

こちらはお客様のご要望でチェーンを取り付けました。
バッグのハンドルに付けてお使いになられます(^^)

私たちが「双子ステッチ」と名付けている、
二本の糸を合わせて縫い上げる技法による
配色の白い糸目がデザインのアクセントになっていますね。

手縫いらしさ、手仕事のぬくもりが
ダイレクトに感じられるので、
双子ステッチを気に入ってくださるお客様も多いんですよ。


作成者: teshigotodesign

「手仕事×デザイン」をテーマに様々な創作活動を行っています。